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Gospel in Harlem

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Harlemにゴスペルを聞きに行ってきました.
  行ったのはHarlem West 138 Streetにある
  Abyssinian Baptist Church.
  NYで一番古い黒人教会です.
  観光客に非常に人気の教会で,行った日にも
  ものすごい列ができていました.

  ゴスペルとは黒人バプティスト系教会で歌われる,
  GODとSPELLをあわせて出来た言葉で
  キリストの福音を伝える宗教歌です.
  見せる・聞かせるためのものではありません.

  バプティストとはキリスト教プロテスタントの一派.
  1963年にアメリカに伝道され,幼児の洗礼を認めず
  自分の意思で信者になることを説いています.
  現在アメリカでもっとも力のある宗派として南部に浸透,
  黒人運動の精神的支柱になっています.

  礼拝は11:00から.当然観光客は後ろの方でこっそり
  見るのだろうと思っていたら・・・
  中がものすごく広いんです!
  ちょっとした劇場くらいの大きさ.
  2階に観光客,1階にスーツやドレス,帽子をかぶった
  信者達が座ります.
  教会の中は一切写真撮影禁止.禁止といってもこっそり
  撮れてしまうところがあるのですが,ここは白いジャケットと手袋をした
  スタッフが沢山いるので,基本的にムリです.

  熱い説教が1時間ほどあり,(牧師さんシャウトしてました)
  クワイヤが所々に入ります.50人ほどで歌う賛美歌は本当に綺麗.
  映画で見るようなゴスペルとは違いましたが,
  心にじーんと響くものがありました.
 一番感動したのは,牧師さんが私達観光客に
  "Welcome to Abyssinian"と言い,
  近くにいたスタッフや信者の方々が
  "Welcome" や "God Bless You"
  と言って握手してくれたことです.
  ニューヨークに来て初めて,人の暖かさを感じたような気がしました.
  本来であれば神に祈りをささげる場で,観光客がずかずか
  入るところではないのに,そんな観光客を受け入れてくれる,
 ものすごいものを感じました.
by petit-squirrel | 2005-06-05 14:21 | ◆NYでインターン
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